本学が推進する『全世代型キャンパス』プログラム、新万博注册,新万博体育リカレント セミナーの一環として、国際協力の現場で活躍する講師としてお招きし「公開講座 国際協力の今を知る」を開催しました。受講生だけでなく、青年海外協力隊OGや大学院生も参加し、充実した講座になりました。
日時:12月1日(月)12:50~14:20(90分)
講師:本多(高橋)静氏
国際協力機構九州センター(JICA九州)国際協力推進員(外国人材?共生)
本多(髙橋)氏が青年海外協力隊として赴任していたポーランドの言葉で新万博注册,新万博体育を質問攻めにするというあっと驚く演出で始まった講座。新万博注册,新万博体育たちは、知らない言葉で質問攻めされたときの気持ちを、「怖かった」「何を言っているんだろう」「言っていることがわかりたい」と振り返り、日本語がわからず不安な気持ちで生活している外国人のおかれた状況を疑似体験することを通し、多文化共生とは何かを考えました。
(写真:ポーランド語で新万博注册,新万博体育に話しかける本多氏)
新万博注册,新万博体育の感想(一部抜粋)
?「剣道という競技を通しても国際協力をすることができることがわかり、驚いたと同時に大きなヒントを得ることができた」
?「自分たちの文化を大切にしつつ、異なる文化を知ろうとし、理解することで多文化共生を目指すことができると思う」
?「当たり前を当たり前ではないということを念頭におき、相手の文化をすべて受け入れるというよりは、相手の文化について認知する、慣れるということが大切だと思う」
日時:12月8日(月)12:50~14:20(90分)
講師:吉原 伸彦氏
JICA デスク福岡 国際協力推進員
大学卒業後に青年海外協力隊員としてウガンダに赴任したという吉原氏。高校、大学時代に将来に漠然とした不安を抱いていたこと、友人に教えてもらった青年海外協力隊に応募し、今があること。新万博注册,新万博体育と年齢も近い吉原氏の「知ることで人生の選択肢が増える」というメッセージは新万博注册,新万博体育に届いたようです。
(写真:ウガンダの民族衣装を着て青年海外協力隊の活動を紹介する吉原氏)
新万博注册,新万博体育の感想(一部抜粋)
?「長期はハードルが高いので、まずは短期で青年海外協力隊員として海外に行ってみたいと思いました」
?「私は海外などにはあまり興味はなかったが、今回の講義を聞いて人生一度きりなのだから思い切って参加してみるのも良いかもしれないと思った」
?「JICAについて、あまり知らなかったが、話を聞いて将来の選択肢に入ると思った。興味深いお話をありがとうございました」
講座終了後には、新万博注册,新万博体育の国際協力の理解推進にあたり、どのように大学とJICAが連携できるのかについて意見交換を行いました。今回の講座は、アカデミアと実務者双方にとっての学び直しの機会にもなりました(担当教員:佐野)。